エクセルヒューマンのエクセルファーム|カリフォルニア州フレズノ

	あふれる陽ざし、緑豊かな大地。

フレズノはカリフォルニア州中部にある全米きっての農業都市。ちょうどサンフランシスコとロサンゼルスの真ん中あたりに位置し、ヨセミテ国立公園やセコイヤ国立公園などの観光の拠点としてもおなじみです。
かつては先住民族インディアンの土地で、雨が少なく、わずかに草が生えているだけの広大な荒野でした。
この砂漠化した土地が農業用水によって急速に緑の農地に変わってきたのは、今から100年ほど前。
今では全米No.1の農業王国となっています。
ブドウや綿をはじめ、プルーン、アーモンド、そしてオレンジなど、見渡す限り続く緑いっぱいの農地。車で走りぬけると、やわらかい風が頬をなで、フルーツの甘い香りが鼻をくすぐります。ときおり見かける道路脇の小さな無人販売所では、その日の朝にとれたばかりの新鮮な野菜やフルーツが売られていたり…。のどかで大らかな雰囲気が街全体に漂っています。
毎年秋には、世界一の規模を誇る“フレズノ農業祭”で街中がにぎわいます。昼と夜にわたって2週間も続くこのお祭りは、フレズノ市民の一大イベント。広大な敷地に、競馬場をはじめ博覧会の建物が並び、たいへんな盛り上がりに。アメリカ各地からも大ぜいの人が訪れて、豊かな恵みと陽気なカリフォルニア気質を満喫します。エクセルヒューマンもこの街を応援しています。

大きなフラートン湖は
自然がいっぱいの州立保養地区。

フレズノ空港。カリフォルニアの
太陽がお出迎え。

	気さくな親日家、フレズノの人々。

フレズノでは、レストランのウェイトレスが流暢な日本語で話しかけてきたり、日本の暮らしや文化に詳しい人がいたり、と親日家が多いことに驚かされます。というのも高知市と姉妹都市を結んでいて、毎年、交換留学生やさまざまな団体グループの交流などの、互いに熱心に働きかけているからです。
また日系人も多く、日本町もあるほどです。春には地元の人で賑わう桜の並木道、通称・花見散歩道があり、フレズノの人気の名所となっています。意外にも多い日本に身近な一面。知れば知るほど親近感が湧いてきます。

フレズノはおいしいワインの産地としても有名。	広大な牧場でのんびりと草をはむ牛の群れ。
朝の光を浴びるプラム畑。	収穫の頃にはプラムの甘い香りが一面に漂います。
オレンジの花からとれる蜂蜜の風味は格別。